国家捜索救助庁(Basarnas)のモハマド・シャフィイ長官は、乗客船KMバルセロナ5号の火災による全犠牲者の救出が完了したと発表した。捜索活動も終了し、全てのチームが撤収した。シャフィイ長官は、火災発生から3日で救出作業が完了したと述べた。
今後、船舶の引き上げ作業を行う予定だが、船体はまだ高温のため、冷却後に実施する。
KMバルセロナ5号は7月20日、マナド港を出港し、タラウド諸島タフナ島に向かう途中、北ミナハサ海上で火災が発生。数百人の乗客が乗船していた。
インドネシア国防軍(TNI)は艦艇を派遣し、乗客の救出を支援。発表によると、295人が生存、5人が死亡した。負傷者はマナドのカンドウ中央病院などに搬送された。救出はムンテ港とセレイ海事保安庁埠頭の2地点で行われた。