インドネシアのハラール製品保証機関(BPJPH)は、無料ハラル認証プログラム(SEHATI)が、中小企業(UMK)の国内および国際市場における競争力強化に繋がるとしている。
BPJPHのE.A チュザエミ・アビディン副長官は、ハラル認証取得によりUMKのハラル遵守が向上し、「インドネシアを世界のハラル中心にする鍵」となると述べた。SEHATIは、2025年79号BPJPH長官決定に基づき実施され、信頼性の高いハラル保証を提供する。
同プログラムは、中央政府と地方政府の連携によるもので、グローバル市場におけるUMKの経済的自立強化を目的とする。近年、BPJPHは、リアウ州のUMK19,382社に44.5億ルピア超のハラル認証を無償で提供した。
リアウ州のM ジョブ・クルニアワン州知事は、ハラル認証が宗教上の義務遵守だけでなく、国内外市場への進出を可能にする重要な要素だと強調した。