2025年8月2日、インドネシアの元大統領府長官補佐官モエルドコ氏は、大阪・関西万博2025がインドネシアと日本の文化外交を強化すると述べた。同氏は、万博のインドネシア館で行われた「Friend-Ship:日尼文化対話」で、徳川家広氏と共に登壇。文化外交は持続可能な紛争解決の最良の手段だと強調した。
この対話には、外交官、実業界関係者、学者、芸術家など約100人が参加。モエルドコ氏は、国家公務員としての職務は終えたものの、文化への貢献を継続する考えを示した。徳川家広氏は、日本の伝統的価値観がグローバルな安定維持に繋がるソフトパワーになると述べた。
南砺市の齊藤宗人副市長は、友好の証として日本の小祠をインドネシアに寄贈。サクラネシア財団のトビック・ルスタム氏は、インドネシア人デザイナー、ディディット・プラボウォ氏のデザインによるショールを贈呈した。 両国間の文化交流として、キヤリダンスグループ、すき焼きスチールオーケストラ、インドネシアの若手芸術家グループ「ドゥタ・メラティ」が共演した。