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8月17日パレードの華やかな衣装や山車に託された本当の意義

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毎年8月17日にはインドネシア独立記念日を祝うパレードが開催される。人種や年齢や立場に関係なくたくさんの人が色鮮やかなパレードに参加し、インドネシア各地の伝統衣装を反映した衣装、独立をテーマに装飾した山車、様々な芸などを披露する。同パレードは国の独立のために戦った英雄たちへの敬意を表し、インドネシア国民の愛国心と一体感を象徴する大切な祝典である。同時に多くの人々が協力し合い、個性的な衣装や装飾された山車などを披露するパレードは、国民が創造性を発揮する場、地域の絆と社会的なつながりを深める機会にもなっている。

日中は衣装パレード、山車パレード、夜にはたいまつパレードと、一日を通して各地域の創造性と地域文化を反映する実に多様なパレードが開催される。ダンスや音楽を取り入れる地域もあり、各地域が独自の方法で独立記念日を祝う様子をみると、インドネシアの文化的豊かさを再認識させられる。学校、地域団体、政府機関、企業なども参加するので、環境保護団体が披露するリサイクル素材で作られた山車や、芸術団体が披露する伝統的なパフォーマンスをみることもできる。パレードの参加団体は、創造性、テーマの適切さ、組織力、参加者の結束力など、様々な要素に基づいて審査され、優勝者にはトロフィー、賞状、賞品が授与される。