バリの秘境、魔石の神話が息づく古刹 Pura Batur Gangsian
バリ島には数多くの神秘的な寺院が点在するが、ブレレン地方に位置するプラ・バトゥール・ガンシアンは、その中でも「魔石の神話」で知られる特別な聖地である。単なる礼拝所にとどまらず、深い歴史と文化を今に伝える古刹である。 この...
バリ島には数多くの神秘的な寺院が点在するが、ブレレン地方に位置するプラ・バトゥール・ガンシアンは、その中でも「魔石の神話」で知られる特別な聖地である。単なる礼拝所にとどまらず、深い歴史と文化を今に伝える古刹である。 この...
日本で話題となった透明トイレが、ついにジャカルタにも登場した。運営するのはJakarta Experience Board(JXB)。利用者が中に入るとガラスが自動的に曇り、外からは見えなくなる仕組みで、安全かつユニーク...
インドネシアの伝統菓子の中に、その奇抜な名称で人々を驚かせる一品がある。バントゥル発祥の「Kue Kontol Kejepit」、別名「Adrem」である。このユニークな菓子がこのほど、インドネシアの無形文化遺産に登録さ...
インドネシア・BSDに、新しいスタイルのカフェが誕生した。その名は「Omakafe(オマカフェ)」である。日本の「おまかせ文化」をコーヒーに落とし込み、客の前で一杯を仕立てる独自の体験を提案する場所だ。中心となるのは、2...
インドネシア・中央ジャワに位置するディエン高原は、標高約2,000メートルに広がる活火山地帯である。ウォノソボ県とバンジャメガラ県にまたがり、「雲の上の国」とも呼ばれるこの場所は、厚い霧と壮大な山並みが織りなす幻想的な風...
1990年代、インドネシアの子どもたちにとって、駄菓子屋の棚に並ぶカラフルなキャンディは、日常の中の小さな冒険であり宝物であった。放課後の帰り道に数枚のコインを握りしめ、どれを買うか迷う時間そのものが、子どもたちの心を躍...
東ジャワ州マドゥラ島にある「Air Mata Ibu(母の涙)」は、チャクラニングラット王朝にゆかりの人物を祀る墓所であり、そこには夫への深い献身と祈りを捧げた一人の女性の物語が刻まれている。 この地に眠るのは、チャクラ...
近ごろSNSで注目を集めるピンクと緑の組み合わせ。しかしこの2色は流行以前から、インドネシアの食文化に根付いてきた。とりわけ伝統菓子の世界では、鮮やかな色彩が食卓を華やかに彩り、懐かしい味わいをより魅力的にしている。 「...
西ジャワ州ガルットから、従来のコーヒーの概念を覆す革新的な飲料が誕生した。その名は「Himar Coffee」。ワインを思わせる独特の香りを持ちながら、アルコールを含まず、若者たちが安心して楽しめる新しい選択肢として注目...
2025年の夏、大阪・関西万博にインドネシアからカラフルでクリエイティブな風がやってきた。ステージに立ったのは、単なるファッションブランドではない、文化を未来につなぐためのムーブメントである「Lakon Indonesi...
ジャカルタでは近年、SNSを通じて新しい食のトレンドが次々に生まれている。その中でも特に注目されている4品を紹介。 「Cheesy Fries with Smoke Beef」は、揚げたてポテトの上に濃厚なチーズソースを...
おしゃれなカフェが立ち並ぶ南ジャカルタ・ガンダリア。そんな都会的なイメージの裏側に、ディープな屋台グルメの世界が広がっているのをご存じだろうか? 夕方から夜にかけて、仕事帰りのビジネスマンや学生たちが立ち寄るこれらの屋台...
ジャカルタの観光名所として有名な「Kota Tua(旧市街)」。その中心、Taman Fatahillah広場を彩るのが色鮮やかな「オンテル自転車」である。子供たちが帽子やユニークなメガネを身につけ、オンテル自転車と共に...
インドネシアのチレボンには、少し変わった名前と調理法を持つスナックがある。「Kerupuk Melarat」だ。 通常、クルプックといえば油で揚げるのが一般的だが、このチレボン名物のクルプックは一味違う。なんと、油ではな...
ジョグジャカルタ王宮(Keraton Yogyakarta)には、現在「Patih(宰相)」という重要な役職が存在しないのをご存じだろうか。現在の王、Sri Sultan Hamengku Buwono Xは、ジョグジャ...
東カリマンタン州都サマリンダには、数十年にわたり市民に親しまれてきた老舗コーヒーショップが点在する。各店は街の暮らしと共に歩み、世代を超えて地元文化を支えてきた。 1943年創業の「Kong Djie Coffee」では...
南スラウェシ州タナ・トラジャ、カンビラ村には、赤ちゃんの遺体を埋葬した木「カンビラの赤ちゃんの墓木(Baby Kambira Grave)」がある。赤ちゃんの遺体を樹齢数百年のタラの木に埋葬する風習「Passiliran...
グルメトレンドの発信地Blok Mは話題の店が集まるドーナツ激戦区となっている。Blok Mスクエア内にある「OO Donut」は人気ドーナツ店の代表格。毎日開店時間の午後2時前になると行列ができる同店のドーナツは、パン...
西ヌサ・トゥンガラ州北ロンボク県KayanganにあるSasak族の伝統村Beleq村では、Sasak族の伝統的な暮らしの一部を見学することができる。 Senggigiから車で約1時間半。Beleq村へと続く道は静かで信...
ベタウィ名物の「Kue Ape」は中心は厚く、縁は薄くカリカリに焼き上げられるのが特徴。材料は米粉、小麦粉、グラニュー糖、パンダンリーフ。緑色で、焼きたての温かい状態で提供される。「Kue Putu」は米粉とココナッツで...
東ヌサトゥンガラ州、コモド島のピンク・ビーチが、英国を拠点とする旅行会社「Explore Worldwide」が発表した「世界で最も美しいビーチ2025」において映えある1位に選ばれた。米国のフォーブス誌でも「コモド島の...
人生のあらゆる段階を祝う料理として提供されてきたNasi Tumpengはまさに祝賀料理の代表。山を模して円錐形に盛られたご飯は、生命と国家が高く跳躍する希望を象徴している。鶏肉、テンペ、野菜、卵など、ご飯の周りに並べら...
1万7000以上の島から成るインドネシアは、約300の民族が住む多民族国家。300は知らなくてもいくつ知っているか、クイズに挑戦してみよう! まずは初級編。ジャカルタを起源とする(問1)族は、かつて大きな人形ondel-...
インドネシア独立記念日(8月17日)は、国中が喜びと連帯感に満ち溢れる特別な日。国民の連帯感と愛国心を育むことを目的に、各地で様々なイベントが開催されるが、学校、町内会、村などでは大抵、運動会が開催される。8月17日に運...
ジャカルタのPasar Kue Subuh Senen(夜明けのお菓子市場)は、1988年創業のお菓子市場。Elkana Tju氏と友人4人がSenen市場の一角で、テーブルを5つ並べて午前2時〜午前8時までお菓子を販売...
毎年8月17日にはインドネシア独立記念日を祝うパレードが開催される。人種や年齢や立場に関係なくたくさんの人が色鮮やかなパレードに参加し、インドネシア各地の伝統衣装を反映した衣装、独立をテーマに装飾した山車、様々な芸などを...
ジャワ島東側の島、「塩の島」として知られるマドゥラ島は、独特のエキゾチックな文化と伝統を有することで世界的に知られている。マドゥラ人はインドネシア語を話す際にも独特なアクセントで話すので、容易に特定できる。 マドゥラ族の...
インドネシアには他にはない特長的なコーヒーがある。深煎りのコーヒー豆を極細挽きにし、フィルターなどを一切通さずにお湯を注ぎ、コーヒー粉が沈殿するまで数分ほど待ってから上澄みを飲む「トゥブルックコーヒー」は非常に有名だが、...
濃い緑色が印象的なお菓子「kue kentut」がグルメ系インフルエンサーに注目されている。主原料のひとつである「Ta Phiaの葉」は、かなり刺激的な香りと苦味を持つことから「kentut(おなら)の葉」とも呼ばれてい...
インドネシアのSNS上で最近「Rojali」という言葉をよく目にする。多くのビジネスに損害を及ぼす可能性もある「Rojali」とは一体何だろうか。 「Rojali」は、カフェ、レストラン、ショッピングモールや昔ながらの市...