おしゃれなカフェが立ち並ぶ南ジャカルタ・ガンダリア。そんな都会的なイメージの裏側に、ディープな屋台グルメの世界が広がっているのをご存じだろうか?
夕方から夜にかけて、仕事帰りのビジネスマンや学生たちが立ち寄るこれらの屋台では、リーズナブルな価格で本格的な味が楽しめる。
中でも外せないのが、人気シンガーRaisaがライブ後に必ず立ち寄るという「Nasi Goreng Gila Stress Pak Ndut」。ソーセージやバクソ(ミートボール)はもちろん、アティ・アンペラ(鶏レバーと砂肝)、ペテ(発酵豆)など、トッピングのバリエーションが魅力だ。
もう一つの注目は、1994年創業の老舗「Soto Ceker Arifin」。二代目が丁寧に味を守り続けている伝統のソト・アヤムが人気で、地元の常連客のみならず、著名人も足繫く通う。
さらに、数百本の唐辛子を潰して作る超激辛サンバルで有名な「SS Ngondek」も外せない。フライドチキンなどとともに刺激的な味が堪能できる。
ガンダリアの屋台グルメは、何十年と続く名店から、個性派の新顔までバラエティ豊か。
南ジャカルタを訪れた際は、ぜひこのディープなストリートフードの世界を体験してみてはいかがだろうか。