インドネシア・バリ島のイ・グスティ・ングラライ国際空港は、中国と韓国への国際線を増便した。新規2社が乗り入れ、国際路線数は計42便に拡大。観光客誘致を一層強化する方針だ。
同空港ゼネラルマネージャーのアフマド・シャウギ・シャハブ氏は、今週から四川航空(成都発着)とティーウェイ航空(清州発着)が新規就航したと発表した。これらの直行便は中国と韓国からの観光客がバリ島を容易に訪れる機会を提供すると期待感を示した。
ティーウェイ航空は9月25日から清州-デンパサール線を週2便運航を開始。四川航空は26日から成都-デンパサール線を毎日運航する。アフマド・シャウギ氏によると、中国はバリ島にとって主要な国際観光市場の一つである。2025年1月から8月までの中国人観光客は39万3825人に達し、外国人到着者数で3位となった。空港側は今回の路線拡充により、サービス品質の維持と円滑な運用に努める方針だ。