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インドネシア警察改革チーム、市民社会と連携へ

インドネシア国家警察のリストヨ・シギット・プラボウォ長官が設立した警察改革変革チームは、市民社会連合からの意見を幅広く募る方針を明らかにした。警察の変革に向けた国民の期待を把握する狙いだ。

リストヨ長官はジャカルタの警察本部で、「数日中に市民社会連合を招き、意見を聴取する。これを改革の大きなまとめとする」と述べた。同長官は、プラボウォ・スビアント大統領が設置した警察改革チームからの評価や提言も受け入れる意向を示し、「警察はあらゆる結論、勧告、政策を実行する用意がある」と強調した。

このチームは、警察の既存プログラムを評価するため設立された。国民や専門家を含む多様な関係者からの改善提案や評価を受け入れ、今後の対応に生かす方針だ。

改革チームは9月17日付の警察長官命令書で設置された。総勢52名の高官・中堅幹部で構成され、リストヨ・シギット・プラボウォ長官が「保護者」、デディ・プラセティヨ警察副長官が「顧問」を務める。チームの会長には、クリシュナンダ・ドウィラクサナ警察教育訓練機関長が指名された。