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南スラウェシ州で地滑り、858人が孤立

インドネシア国家防災庁(BNPB)は9月29日、南スラウェシ州シデンレン・ラパン県で地滑りが発生し、住民858人が孤立していると発表した。

BNPBによると、地滑りは9月26日午前8時5分頃に発生。ピトゥリアセ郡レパンゲン村の7つの集落で村間の道路が寸断された。9月27日時点でも代替ルートは確保されておらず、降雨が復旧作業を阻む。

人的被害は報告されていない。合同チームと住民は、急峻な地形のため鍬などの簡易工具を用い、手作業で土砂撤去作業を続けている。BNPBの災害データ・情報・通信センター長であるアブドゥル・ムハリ氏は、今回の事象が北半球の低気圧システム、特に熱帯サイクロン・ブアロイの影響による大雨が原因と説明。BNPBは住民に対し、大雨に伴う地滑りや洪水への警戒を呼びかけた。