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全メニューでのハラール認証取得 地方出店にも意欲

カレーハウスCoCo壱番屋インドネシア(PT Abadi Tunggal Lestari)は、進出12年を経て、全メニューで正式にハラール認証(ID31410029316660925)を取得した。これは世界のCoCo壱番屋チェーンで初の快挙となる。

同社のフェイナ・リムサ取締役は10月30日(木)の会見で、「ハラール認証は形式ではなく、安心して食事を楽しんでいただくための具体的な約束」と述べた。世界最大のイスラム教徒人口を持つインドネシアでは、食品のハラール性が特に重視されている。

今回の認証により、原材料から提供までの品質管理をさらに強化。現在ジャカルタ、スルポン、タンゲランで11店舗を展開し、他都市への拡大も予定している。事業開発担当のムハンマド・セイイチ・イトウ氏は「全国の人々にハラールで高品質な日本のカレーを届けたい」と語った。

LPPOM MUIのヘンドラ・ウタマ氏は、「この認証は義務であると同時に、顧客に安心と信頼を与えるもの」と評価。ご飯の量や辛さ、40種以上のトッピングを選べるCoCo壱番屋は、今回の認証を機に、より幅広い顧客に愛される存在を目指す。