インドネシア国軍(TNI)ハベマ部隊は10月15日、パプア州インタンジャヤ県ホメヨ地区ソアンガマ村を武装分離主義組織「自由パプア運動」(OPM)の支配下から奪還した。TNIは銃撃戦の末、OPMメンバー14人を殺害したと発表。作戦目的は、OPMによるテロと暴力から住民を保護し、治安を回復することだったとしている。
ハベマ統合任務部隊メディア司令官のイワン・ドウィ・プリハルトノ中佐は、TNI部隊が村に接近した際、OPMが攻撃を開始し、銃撃戦に発展したと説明した。同日正午には状況を制圧し、OPMを撃退。OPMメンバー30人のうち14人が死亡し、数丁の銃器と関連文書を押収した。村の民間人は全員無事であるとイワン中佐は確認。今回の作戦により、TNIが国家主権の維持と住民保護への献身を再び示したと強調した。



















