インドネシアとブラジル両政府および両国企業は10月23日、ジャカルタのムルデカ宮殿で8件の協力覚書(MOU)に署名した。プラボウォ・スビアント大統領とルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領が式典に立ち会い、両国関係の包括的な強化を確認した。
MOUはエネルギー・鉱物資源、科学技術、衛生・検疫、統計、投資、電力、石油・ガス、貿易促進の8分野に及ぶ。インドネシアのバフリル・エネルギー鉱物資源大臣は、新再生可能エネルギーやバイオエタノールの導入促進におけるブラジルとの連携強化に期待を示した。
その他のMOUでは、電力公社PT PLNがブラジルのJ&F S. A.と、国営石油ガス会社プルタミナがFluxusとそれぞれ提携する。食肉加工大手JBSなども投資分野で協力する方針だ。両国間の貿易・投資拡大に向けた多岐にわたる合意が成立した。



















