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西ジャカルタの歩道橋で鉄板盗難相次ぐ、州知事が代替素材への転換指示

西ジャカルタの幹線道路ダーン・モゴット通りに架かる歩道橋「サハバット」で1月24日、床板の鉄板が盗難被害に遭った。現地報道によると、幅1メートル、長さ2メートルの鉄板に加え、階段部分のプレートなどが持ち去られ、ボルトが散乱した状態で発見された。同所での盗難は昨年4月にも発生していた。
この事態を受け、西ジャカルタ市長のイイン・ムトマイナ氏は「公共施設は国の資産であり、政府単独では守り切れない」と強調。隣組や町内会を含む地域社会に対し、監視体制の強化を求めた。
一方、ジャカルタ特別州知事のプラモノ氏は、再発防止策として今後の歩道橋整備に「対泥棒」仕様の素材を採用するよう指示した。州知事補佐官のチコ・ハキム氏によると、具体的には「コンウッド」と呼ばれる木材に似せたコンクリート素材等の使用を想定しており、これらは売却価値がないため盗難抑止になると説明した。
また、現場には2台の監視カメラが設置されていたが、犯行時にケーブルが切断され機能していなかったことが判明しており、州政府は設備の早急な復旧と監視強化を進める方針だ。

### 記事要点
• ダーン・モゴット通りの歩道橋で1月24日、床面の鉄板が盗まれる被害が発生
• 西ジャカルタ市長は「政府だけでは防げない」として住民に監視協力を要請
• ジャカルタ州知事は売却価値のない素材への変更と監視カメラの復旧を指示

【もうひとネタ】
今回導入が指示された「コンウッド」等は、見た目は木材ですが実際はセメント繊維板です。スクラップとして売却しても利益が出ないため、インドネシアでは物理的な盗難防止策として注目されています。