・現場職員が市民通報への回答にAI生成画像を使用し、虚偽報告を行った。
・実態と乖離した画像加工に対し、市民から「事実の操作」と批判が集中。
・当局は地区長を召喚し、業務手順の評価と再発防止の指導に着手した。
ジャカルタ特別州監査局は4月6日、カリサリ地区のヌルハサナ地区長を呼び出し、事情聴取を行った。市民向け行政アプリ「ジャキ(JAKI)」に寄せられた苦情に対し、現場作業員であるPPSUの職員が、人工知能(AI)を用いて虚偽の回答を行っていた問題を受けた対応だ。
問題の発端は、カリサリ地区ダマイ通りの違法駐車に関する市民からの通報だった。SNSで拡散された投稿によると、現場に派遣された職員が、AIで生成した画像を対応実績として報告。画像上では放置車両が消え、職員の服装も不自然に加工されていたが、実際の現場は依然として車両が道をふさぐ劣悪な状況だった。この事態に対し、市民からは「現場の実態を反映しない不適切な操作だ」との批判が噴出している。
パサール・レボ郡のムジヨノ郡長は、関係者を集めた緊急会議を開き、「PPSUの任務は現場での直接的な奉仕であり、デジタル技術による虚構の報告ではない」と厳重に指導した。東ジャカルタ市当局は今回の問題を重く見て、業務手順の再評価と内部管理の徹底を進める方針だ。公的サービスの信頼回復に向け、事実に基づいた透明性の高い対応を維持するとしている。
















