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警察幹部が同僚から102億ルピア詐取 投資名目で給与担保に

・パダンシディンプアン警察の財務責任者が、同僚34人から計102億ルピアを詐取した。
・署長の署名を偽造して同僚の給与を担保に銀行融資を受け、資金を私的に流用した。
・容疑者は免職処分を受けたが、被害者の家族は大幅な減収により困窮している。

北スマトラ州のパダンシディンプアン警察で、財務責任者を務めるリスディアント准尉が、同僚の警察官34人を巻き込み総額102億ルピアを詐取したことが明らかになった。同警察のウィラ署長が記者会見で発表した。

リスディアント容疑者は2021年から2025年にかけ、炭製造工場への投資話を持ちかけ、見返りとして3,000万ルピアの報酬を提示。同僚の任用令状を担保に銀行融資を引き出させた。この際、同容疑者は署長の署名を偽造したほか、内部規定を無視した手続きを強行。融資資金の全額を自身の事業に流用したとされる。融資の返済として被害者の給与から多額の自動引き落としが続いており、家計への打撃は深刻だ。被害者の妻であるマリアナ・マラウさんは、生活のために重労働を強いられていると窮状を訴えた。

警察当局はリスディアント容疑者に対し不名誉除隊(免職)処分を下したが、同容疑者は現在これを不服として控訴中だ。財務の盾となるべき役職者が起こした今回の事件は、組織の管理体制に重い課題を突きつけている。