ジャカルタ首都特別州政府は4月17日、州内5地域において、外来魚「サプサプ」の一斉駆除作戦を展開した。環境保護と生態系の回復を目的とした大規模な「掃討作戦」となり、南ジャカルタのスツ・ババカンで3トン、東ジャカルタで763キログラム、ケラパ・ガディンで200キログラムの個体が回収された。
捕獲された魚は重金属汚染のリスクから食用に適さないと判断され、衛生管理のため二つに切断された後、指定の場所へ埋設処分された。ジャカルタ州のプラモノ知事は、市内の河川や湖沼に生息する水中生物の60%以上を同種が占有している異常事態に強い危機感を示した。「生態系を正常な状態へ戻すため、個体数を組織的かつ大幅に削減しなければならない」と述べ、今回の作戦の意義を強調した。州当局の分析によると、市内のサプサプからは平均0.3を超える重金属残留物が検出されており、食用としての利用は極めて危険であるという。
南ジャカルタ食糧・海洋・農業局のアリフ・プラコソ魚類課長は、処分の詳細について「捕獲後、二つに切断した上で水門近くの指定地に埋める」と説明した。本件は州知事の指示に基づく環境対策の一環であり、今後も環境局や資源局など複数の行政機関が連携し、水圏生態系の健全化に向けた取り組みを強化する方針である。

















