インドネシア証券取引所(BEI)は4月20日、市場の流動性強化と取引効率の向上を目的とした株式流動性供給(LP)制度の運用を開始した。
運用初日の同日、フィントラコ・セクリタス社が第1号のLPとして、5銘柄を対象に買い注文と売り注文の気配提示を実施した。対象銘柄は、グダン・ガラム社、パブリック・ケルタス・チウィ・キミア社、トランス・パワー・マリン社、アスンランシ・トゥグ・プラタマ・インドネシア社、およびウィンテルマー・オフショア・マリン社となっている。
BEIの取引・会員規制担当取締役であるイルファン氏は、「LPによる積極的な参加は、流動性の向上と価格形成の質を高める不可欠な要素だ」と述べ、他社の追随に期待を寄せた。また、BEIは上場廃止が懸念される企業に対し、投資家保護を目的とした株式買い取り(自社株買い)制度の整備にも注力している。上場審査担当取締役のイェトナ氏は、投資家の出口戦略を明確に確保し、市場の信頼性を維持する重要性を強調した。
BEIは今後、制度の継続的な評価とインセンティブ付与を通じて、東南アジア地域およびグローバル市場におけるインドネシア市場の競争力を一段と高める方針だ。

















