小売大手、マタハリ・デパートメント・ストア社は4月21日、社名を「MDSリテーリング」に変更したと発表した。従来の単一的な百貨店モデルから、多様なブランドやコンセプトを展開するマルチコンセプトの小売ネットワークへの転換を明確にする。
MDSリテーリングのモニッシュ最高経営責任者は、今回の社名変更について「持続的な変革における新たな一歩を象徴するものだ」と述べた。社名変更は法人レベルに限定され、既存の店舗運営や「マタハリ」ブランド、顧客体験に変更はない。
同社は現在、主力の百貨店事業のほか、ミニマリスト向けブランドの「スコ」、都会的ファッションの「ゼス」、厳選されたブランドを扱う「ムク」など、複数のコンセプトを運営している。また、「ネバダ」や「コール」といった独占ブランドの強化も進めている。創業60年を超える同社は、国内約80都市に140以上の店舗網を持つ。今後は多様な顧客セグメントに対応するため、統合された小売ネットワークとしての機能を強化し、新たな成長機会の創出を狙う。

















