国営航空最大手ガルーダ・インドネシア社が発表した2026年1〜3月期決算は、純損失が前年同期比39.23%減の4,648万ドル(約7,901億1,000万ルピア)に改善した。旺盛な旅客需要を背景とした増収に加え、徹底した運航効率化が寄与した。
同期の連結売上高は前年同期比5.36%増の7億6,235万ドルとなった。旅客需要の増加に伴う単価の改善や、ポジティブな収益トレンドが成長を支えた。一方で営業費用は7億1,320万ドルと前年同期の7億1,830万ドルから微減し、この結果、営業利益は4,913万ドル(前年同期は520万ドル)へ大幅に拡大した。
同社は2025年通期で5兆ルピア超の最終赤字を計上するなど、機体不足による生産能力の制限に苦しんできた。グレニー社長は、2025年上半期は整備待ちの機体が多く運航が制限されていたと説明した上で、「生産能力の回復と構造改革により、2026年を業績回復の転換点にする」と強調した。今後は為替変動や世界的なサプライチェーンの混乱といった課題を注視しつつ、財務基盤の強化と事業変革を継続する方針だ。

















