国有石油プルタミナ傘下で燃料販売を担うプルタミナ・パトラ・ニアガ社は4月23日、2026年のイスラム教大巡礼(ハッジ)に伴う特別便の運航に向け、8万キロリットルを超える航空燃料を確保したと発表した。需要は前回の巡礼期比で1.2%増加し、通常の1日平均供給量を5.6%上回る見通しだ。供給対象は全国14カ所の出発空港に及ぶ。スカルノ・ハッタ国際空港やジュアンダ国際空港に加え、2026年からは新たにジョグジャカルタ国際空港が拠点として加わる。
同社のコーポレート・セクレタリー、ロベルト氏は「巡礼飛行の活発化に対応し、エネルギー需要の動向を先取りした準備を進めている」と述べた。製油所から空港での給油まで一貫したサプライチェーンを構築し、安全かつ定刻通りの運航を支える方針だ。
巡礼便の運航は、4月22日から5月21日の第1フェーズと、6月1日から30日の第2フェーズに分かれる。同社は運用面において「デジタル・グラウンド・オペレーション」システムを最適化し、ガルーダ・インドネシア航空やサウディア航空への給油状況をリアルタイムで監視する。デジタル化の推進により、給油プロセスの透明性と効率性を高め、ガバナンスと説明責任を強化する狙いがある。

















