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大学生が環境に優しいプラスチック開発コロナ遺体埋葬に

西ジャワ州バンドン市にあるパジャジャラン国立大学薬学部の大学生3人が14日、分解されやすく環境に優しい新たなプラスチックを開発したと発表した。

インドネシアではすでに、キャッサバを成分とする環境に優しいとされるプラスチック製品が存在するが、破れやすいという弱点があり、キトサンやグリセリン、ソルビトール、アロエ・ベラ、シナモンオイルなどの成分を追加することで、より良質のプラスチックに改善できたという。

新型コロナウイルス感染症で死亡した患者の埋葬に関するガイドラインでは、遺体をプラスチックで密封した後、イスラム教徒の場合は教義に従った白い布(カファン)で包み、再度プラスチックで密封して棺に安置。その棺の上からもプラスチックで密封すると定められている。このまま新型コロナウイルス感染症で亡くなる患者が増え続ければ、新たな環境問題も発生するとして今後、このプラスチックの商品化が期待されている。