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バリ島でコロナ死者数が増加傾向に

バリ島でコロナ感染による死者数が増加傾向にあることから、その影響が懸念されている。9月27日の死亡率は2.97%だったが、これが10月4日には3.11%に増加し、さらに10月11日には3.17%にまで増加した。

保健省によると、バリ州での感染者の累積数は15日現在では1万513人で、死者数は340人となっている。一方、国内全体での死亡率は3.5%であり、世界平均の2.82%を上回っている。

国内ではアチェ州、バリ州、ジャカルタ特別州、西ジャワ州、中部ジャワ州、東ジャワ州、北スマトラ州、南カリマンタン州、南スラウェシ州、パプア州の10州をコロナ対策の優先地域としている。

9月27日には国内全体の感染者数の67.62%がこの10州に集中していたが、10月4日には66.38%、10月11日には65.64%と減少しており、この10州全体では感染者数が減少傾向にある。