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インドネシアの小規模パーム農園を支援へ | 花王

花王株式会社と油脂製品製造および販売会社のアピカルグループ、農園(プランテーション)会社のアジアンアグリの3社は、インドネシアの小規模パーム農園の生産性向上、持続可能なパーム油に対する認証の取得を支援するプログラム「SMILE」を開始すると明らかにした。

パーム油は、加工食品、食用油、バイオディーゼル燃料、洗剤原料などに広く使われる植物油。一方、インドネシアでの新規農園開発における森林ならびに野生生物の生息地の破壊と、先住民の人権侵害、パーム農園で働く労働者の労働環境、児童労働などが大きな社会問題になっている。

3社は、こうした小規模パーム農園が抱える課題の解決に向けて、協働で支援を実施。生産者と対話をしながら、生産性向上に向けて農園の管理方法や技術を指導していく。また、収穫量の増大による新規農園開発の抑制、持続可能なパーム油に対する認証の取得支援、生産者の生活の改善・向上をめざす考え。