ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は8日、アメリカ合衆国(米国)の大統領選挙でバイデン前副大統領の当選が確定したことを受け、公式インスタグラム及びツイッターで祝辞を公表した。
祝辞でジョコウィ大統領は「経済、民主主義、多国間主義の面において協力を深め、インドネシアと米国にとって有益で永く続く両国間の戦略的パートナーシップ強化を期待している」と述べ、両国間の関係強化に意欲を示した。
インドネシアは米国による一般特恵関税制度(GSP)の対象国となっており、今後より一層の貿易関係強化のため、限定貿易取引(LTD)を目指すものとみられる。GSPは先進国が開発途上国から輸入を行う際に関税率を引き下げる制度で、開発途上国の支援を目的としている。
米国政府は今年2月に発展途上国リストからインドネシアを除外したが、GSP制度への影響は今のところない。