インドネシア国家警察は6日、メイバンク・インドネシアの支店長を、同銀行の顧客でありe-スポーツ選手として有名なウィンダ・ルナルディ氏とその母親が所有する口座から不正に預金を引き出した容疑で逮捕したと公表した。
逮捕されたのは南ジャカルタのチプリル支店の支店長で、不正に引き出した額は228億7千万ルピアに上る。
不正引き出しが発覚したのは今年2月で、母親が現金を引き出そうとしたところ残高不足となり、口座にわずか1700万ルピアしか残っていないと告げられた。
母親はすぐにウィンダ氏に連絡したが、ウィンダ氏の口座にも60万ルピアしか残っていなかった。銀行に問い合わせたが問題が解決されなかったため5月に警察に被害届を出したという。
支店長は不正に得た金で投資や、土地や家、車などを購入しており、警察はこれらを押収している。