ブカシ県官房長のウジュ氏は11月27日、現在インドネシア政府が進めているジャカルタ~バンドン間の高速鉄道プロジェクトについて、「この鉄道が通過するであろう8つの県・市の中で、ブカシは一番最初に行政プロセスを完了し、この戦略的な国家プロジェクトを全面的に支持する」とコメントした。
支持の具体的な内容として、ブカシ県の国土庁が実行した土地収用が挙げられる。現在、土地収用は完了し、鉄道建設予定地にある資産の移転が順次行われている。現在、ブカシ県の担当者は県内に停車駅の建設を求めているが、現在の事業計画(公共交通指向型開発:TOD)のままだと、同高速鉄道はブカシには停車しない。
ウジュ官房長は、「我々はカラワンまで行かなければならないが、いずれにしても大幅な移動時間短縮によって、我々にも間接的に恩恵がある」と述べた。総路線距離は143キロで、その大半を西ジャワ州が占める。2021年半ばに完成予定。