格安航空会社(LCC)ライオンエアのJT610便(ボーイング737 Max 8)がジャカルタ沖で墜落し乗客乗員189人全員が死亡した事故で、2日に機体の残骸の一部の回収作業を行っていた潜水士が死亡した。
死亡したのは48歳のシャチルル・アント氏。海上に戻る際に減圧症を発症したものと見られている。アント氏は9月に地震と津波の被害を受けた中部スラウェシ州パル市での救援活動にも従事し、4年前のエアアジア機墜落事故の際に乗客の救援に携わったこともある。
JT610便は今年製造、納入されたばかりの新型機で、ブラックボックスは回収されたものの、最新の旅客機が墜落した原因を究明する鍵となるコクピットボイスレコーダーはまだ捜索が続いている。
ライオンエアは1999年に設立された格安航空会社でこれまでに何度も事故を繰り返し、安全性が懸念されていた。
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