ブディ・カルヤ・スマディ運輸相がオンラインセミナーで示した計画によると、運輸省は西ジャワ州ブカシの車両の型式認証検査施設を、今後4年間かけてASEAN域内で最大の規模に拡張し、自動車産業の競争力強化を目指す。
同施設の敷地を90ヘクタールに広げ、これまで最大だったタイの施設を上回るものにする見通し。1兆6400億ルピアを投じて2024年の完成を見込む。また19の施設を新設し、排ガス、騒音、衝突安全性などの各種試験を国連の車両等の型式認定相互承認協定(UNR)に準じる方式で検査する。
インドネシア自動車工業会(Gaikindo)によると、インドネシアは今年、10月までに国内生産数の3分の1にあたる完成車18万903台を輸出している。一方、Gaikindoは2025年までに100万台を輸出し、国内では200万台を販売することを計画している。