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中国による高速鉄道建設64%完了

首都ジャカルタと西ジャワ州バンドン市を結ぶ高速鉄道の建設主体であるインドネシア中国高速鉄道社(KCIC)は、建設が63.9%まで完了したと発表を行った。

また、合計で16キロメートルに達するトンネルのうち、ジャカルタとブカシを結ぶジャカルタ~チカンペック高速道路の下を通る全長1.8キロメートルの「第1トンネル」が貫通したことも明らかにした。これで貫通したトンネルの数は5つとなり、トンネル工事の進捗率は74.94%に達した。今後2カ月でさらに2つのトンネルを貫通させるという。

ジャカルタ~バンドン高速鉄道は総工費60億7000万米ドルの事業で、国の戦略的プロジェクトの一つ。最高時速は350キロで、従来の鉄道に比べ両都市間の移動が45分短縮される。一方、建設は土地収用の問題などでこれまでに度々遅れが生じており、新型コロナウイルス感染拡大によりさらに遅れが生じている。