建設コンサルタントの日本工営株式会社と、モビリティデータを活用したサービスを提供する株式会社スマートドライブは、交通ビッグデータを活用した渋滞緩和に向けた実証実験をスラウェシ州マカッサル市で開始する。
実証実験では、スマートドライブが携帯電話や車両のGPS情報等をもとにマカッサル市の人や車両の移動から交通データを収集・解析し、日本工営がデータを基に渋滞悪化箇所を特定、交通状況の可視化および渋滞を緩和するルート選定を行う。渋滞情報や迂回路情報、目的地への所要時間などのリアルタイム交通情報は可変表示板(VMS)を導入し、表示する。
2020年12月からマカッサルでの情報収集・調査を開始し、その調査結果を精査し2021年春から実証実験を行う。さらに実験結果の検証を行い、2022年の事業開始を目指すとしている。