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ジャカルタ州知事公邸を修繕 予算は24兆ルピア

ジャカルタ特別州政府は、中央ジャカルタのメンテンにある州知事公邸の修繕のために、来年の予算で24兆ルピアを割り合てることを計画している。
オランダ植民地時代の建築様式の公邸は文化遺産の一つであり、床面積1100平方メートルの2階建てのメインの建物と、その東側に分館、西側に倉庫がある。今回の修繕の中心は傷んだ屋根の補修で、元の材料とよく似ているチーク材を使うとのこと。文化遺産として貴重な建物の修繕となるため、工事の発注先は工事費が安いという理由だけで決めるのではなく、これまでに文化遺産の修繕を行った経験を有するコンサルタントや建設会社を選択する予定とのこと。
州政府は2015年以来公邸の修繕を度々計画していて、2018年には障害者用エレベーターの設置も計画されたが、議会で反対されるなどしてこれまでは修繕は行われていない。