東ヌサトゥンガラ州サブ・ライジュア県サブ島のムニア浜で10日、17頭のクジラが迷い込み、そのうちの11頭が体中にできた無数の傷のために瀕死の状態になっているのが見つかった。地元の警察署長によると、傷はおそらく浅瀬のサンゴによってできたものという。
クジラが迷い込んでいるのは午後1時頃に発見され、地元の住民がスピードボートを出して沖に戻そうと試みたり、死んでしまったクジラを回収したりしたとのこと。最終的には6頭を高潮の際に浅瀬から沖に戻すことができたが、残りの11頭は死んでしまったとのこと。死んだクジラは土に埋めたという。
クジラが迷い込んできた原因は不明だが、サブ島ではしばしばクジラが迷い込んでくることがあり、過去7カ月間に少なくとも50頭が迷い込んでいる。2012年には44頭が迷い込み41頭が死んでしまったことがある。
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