ジャカルタ州警察は1日、偽の新型コロナウィルス陰性証明書(非感染証明書)を販売したとして男子大学生3人を逮捕した。この事件の主犯格は医学部生だった。
男子学生らは12月23日に非感染証明書が必要とされるバリへ旅行をする際、出発までにPCR検査が間に合わなかったひとりのために偽造証明書を作成してスカルノハッタ空港で提出したところ、職員に気づかれず搭乗することができたという。
その後、男子学生らはこれがビジネスになると考え、インスタングラムで偽装された非感染証明書を65万ルピアで販売したとみられている。警察は、証明書を偽造した場合は逮捕されると市民に警告し、また空港会社に対してより詳しく乗客の健康に注視し、非感染証明書を厳重に確認するよう要請している。