国家警察対テロ特殊部隊(デンスス88)およびスラウェシ州警察は6日、スラウェシ州マカッサルにある「ジャマー・アンシャルット・ダウラ(JAD)」の拠点を摘発し、構成員18人を逮捕、抵抗した2人を射殺したと明らかにした。死亡した2人は義理の親子だった。
JADは、「インドネシア・イスラム戦士協議会(MMI)の分派で、2016年にはISISに合流しようとしてシリアへ渡航しようとしたが、スカルノハッタ空港で足止めされている。また構成員らは昨年8月にフィリピンの教会で発生した自爆テロ犯に資金提供していたとも見られており、引き続き詳しい捜査が行われている。