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中国シノバックの新型コロナワクチン緊急使用を許可

国家食品医薬品監督庁(BPOM)は11 日、中国の製薬会社・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)社が開発した新型コロナウイルスワクチンについて、緊急使用を許可すると発表した。中国以外の国で同社のワクチンが認可されるのはこれが初めて。

ジョコ大統領が13日にまず最初に接種を行い、その後2、3カ月の間に国内の130万人の医療従事者を対象に無料でワクチン接種が行われる。

西ジャワ州バンドンで行われていた第3フェーズの治験では有効性は65%と低かったが、世界保健機関(WHO)が定める50%以上の条件は満たしていることから緊急使用を認める方向に踏み切った。

政府は今後の15カ月間に1億8150万人にワクチン接種を行うことを計画しているが、専門家からは計画通りに進むかどうかについて懐疑的な見方が出ている。