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イスラム教カリスマ指導者アリ・シャベル師死亡

イスラム教指導者でカリスマ的存在であるウラマ(法学者)のシェ・アリ・ジャベル師(44)が14日、入院先の病院で死亡した。

シェ・アリ師は新型コロナウィルスに感染し熱や咳の症状があったが、死亡する前はPCR検査で陰性となり、回復していたという。しかし、病院側は死因について言及していない。シェ・アリ師は昨年9月、スマトラ島ランプン州で開催された行事で教義を説く最中、突然檀上へ上がって来た若い男に右肩を刺され、負傷。

男はその場で取り押さえられ、警察に逮捕されている。男の動機は明らかになっておらず、またイスラム教指導者が公衆の面前で襲撃される事件は前代未聞として当時、ニュースでも大きく取り上げられた。しかし、シェ・アリ師は地元紙の取材に対し、「私は彼を許します。祈りをよく行い、神との関係を改善してください。彼の人生がより幸せでありますように」と述べていた。