インドネシア事業に関する無料相談はこちらから

絶滅が伝えられるジャワトラの生存を確認、写真撮影が根拠

食肉目ネコ科に属するジャワトラは1976年メル・ベディリ国立公園での目撃情報を最後に1980年代に絶滅したと宣言された。しかし、「ジャワ肉食動物保護会(PKJ)」の責任者ディディック・ラハルヨノ氏が地元住民から得たジャワトラの写真を公開し、話題を呼んでいる。

写真を提供したのは現地のイノシシ猟師で、コミュニティはかなり閉鎖的であることからその名前を明かすことはできないという。写真の撮影日は2018年9月、および12月で、同氏は当時撮影された現場を訪れてものの、すぐに写真公開に踏み切らなかった。

その後、時間をかけて発見現場を視察し、目撃者や土地の風景なども確認したうえで、昨年8月ウェブセミナーで開催された「Global Tigar Day 2020」でその調査結果を伝えている。しかし、撮影場所に関しては、中部ジャワ州知事の管理区域とだけに留め、特定の場所を明らかにしていない。