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アフリカ豚コレラ感染か 北スマトラで豚数千頭が死亡

北スマトラ州で、11月に入ってからこれまでに豚5800頭以上が死亡したことを受け、臨床検査を行ったメダン獣医センターは7日、アフリカ豚コレラ(ASF)のウイルスが検出されたと発表した。ASFのウイルスが検出されたのは一部で、通常の豚コレラのウイルスも検出されているため、ASFがどの程度拡散されているかについては引き続き調査する。
ASFは非常に高い感染力をもつため、感染した豚は輸送や輸出が禁止されている。北スマトラ州知事は、感染拡大防止のため、死亡した豚を川に捨てないよう住民に注意を促した。
現地では緊急に防疫体制を強化し、中央政府によるワクチンの調達と専門家の派遣を待っている。ASFウイルスの致死率は高く危険なウイルスだが、人には感染しない。