ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は6日、インドネシア建設博覧会に出席し、首都移転計画について改めて触れ「新しい首都はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイもしのぐ、地球上で最高のものにしてみせる」と意気込みを語った。
現在の首都ジャカルタ特別州では過密による交通渋滞や環境悪化が問題視されており、ジョコウィ大統領は今年8月に首都機能をカリマンタン島東部の東カリマンタン州へ移転する予定だと世界に向け発表。しかしジャカルタではMRTも完成しスカルノハッタ国際空港の拡張も行われている中での首都移転発表は現実味が薄く、国内外での反応も冷ややかだった。
そんな中でも首都移転計画に466兆ルピア(約3兆5000万円)の予算を割いているジョコウィ大統領は「夢は大きく持たなければならない。みんなで一致団結し新首都を地球上で最もクリーンで革新的な都市にしよう」と抱負を述べた。
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