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ワクチン接種は購買力の高い労働者から=企業から声上がる

インドネシアの企業から、景気回復のスピードを加速させるため、新型コロナウイルスワクチンの接種プログラムにおいて購買力の高い労働者を優先するよう求める声が上がっている。購買力の高い層の間で、ワクチンの接種が進むことで、消費活動が活発化し、これが景気回復を後押しするとの見方だ。

インドネシアのバンク・セントラル・アジア(BCA)は1月19日に実施された大手メディアのコンパス主催のオンライン討議の場で、「収入が不安定な人に比べて、購買力がある層への新型コロナウイルスワクチンの接種は確実性が高い」と指摘した。BCAはまた、「もし新型コロナウイルスワクチンの接種プログラムで、購買力がある人々が最初の対象者となれば、その効果が経済を動かすために非常に良いものになるだろう」と説明している。
またインドネシア商工会議所(カディン)のロサン・ロスラニ会頭は先に同様の考えを示している。