アジア開発銀行(ADB)の直近の報告書で、インドネシアでは貧困世帯に育った子どもは、成人後の収入が低くなる傾向にあることが明らかになった。
ADBは今回、貧困が子どもに与える長期的な影響について調査した。この結果、8~17歳の頃に貧困世帯で育った子どもの成人後の収入は、貧困世帯で育っていない子どもたちに比べて低かった。
インドネシアでは、1カ月当たり1人42万5250ルピア(30.29米ドル)未満で暮らしている人を貧困層と位置付けており、この人数は2500万人に上る。1日あたりの生活費は1米ドルに満たず、世界の貧困層の基準となる1日あたりの生活費1.9米ドルを下回っている。
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