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オジェック運転手、両親の代わりに乳児の遺体を病院から運び出す

西スマトラ州パダンの病院で11月19日、同病院で死亡した6ヵ月の乳児の遺体を数十人のオジェック運転手が運び出す様子を撮影した動画が拡散された。
乳児の父親によると、乳児は同日午前9時頃にリンパ腺の病気が原因で死亡。病院から医療費として2400万ルピアを請求され、支払うまで遺体を返さないと言われたという。両親が支払いに悩んでいたところ、正午頃に突然オジェックの運転手らが現れ、両親の許可もなく乳児の遺体を運び出した。運転手のひとりが、この父親の親族であったという。
病院長は「病院と遺族間で誤解があった。医療費を支払えないために遺体を安置しなかったのではない。仮に患者が支払えない場合、社会局と協働し対応している。今後は同じ過ちを繰り返さないようにしたい」と遺族や住民に謝罪した。
一方オジェックの運転手も、家族の了承を得ずに勝手に行動したことは軽率だったと、病院側に対し謝罪文を提出した。