ジャカルタで製パン製菓店を展開する「Tours Les Jours (トレジュール)」が11月22日、ハロウィーンやイムレック、クリスマスやバレンタインなどはイスラム教の教義にそぐわないとして、それらのイベントを祝うケーキを受け付けないと店舗で発表し、顧客の間で動揺が広がった。
店側は地元紙の取材に対し、種族・宗教・人種・社会集団間の問題(SARA)ではなく、イスラム教徒が食品として食せる「ハラル証明書」を得るための施策だったと話す。しかし、本来であれば、社内の問題で留るところ、店側と本社マネージャー間で誤解があり、店舗でその内容が掲示されてしまったという。
店舗がハラル証明書を取得するための条件などは明らかにされていないが、今後メディアを通じ改めて声明文が出される。なお、結婚や昇進、誕生日のメッセージなどイスラム教に関係しない文字はケーキに書いてもらえるとのこと。
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