ベンチャーキャピタルのモメンタム・ワークスはこのほど、インドネシアの食品配達の流通取引総額(GMV)は2020年に37億米ドルに上り、東南アジア諸国で最大規模になったと明らかにした。
この金額は、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナム、インドネシアのGMVを合わせた額の約31%を占める額だという。
東南アジア地域全体の食品配達事業のGMVは119億米ドルとなり、前年同期から183%増加した。
モメンタム・ワークスは「この大きな伸びは、新型コロナウイルスの流行拡大を受けたものだ。多くの人々が在宅している上、中には料理をする時間がない人もいる。そのため食品配達の需要が高まっている」と説明した。