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カルベ・ファルマ傘下のKGBio、がん免疫療法薬開発で5500万米ドル投資確保

インドネシアの製薬大手カルベ・ファルマ傘下のKalbe Genexine Biologics (KGBio)はこのほど、米ニューヨークに本拠を置くジェネラル・アトランティック(GA)から新たながん治療薬の開発に向けて5500万米ドルの投資を確保したと明らかにした。

KGBioは「確保した資金のうち50~60%はがん免疫療法のための新薬の取得に向けて活用する」と説明する。また資金の30%は西ジャワ州チカランにある生産拠点の拡張に振り向ける見通しだ。

KGBioは脱毛を誘発する化学療法薬の代替案となると期待されている免疫療法薬の製造に力を入れる方針を打ち出している。今回の資金はこうした戦略に向けて充当する意向だ。

免疫療法薬は生物学的製剤に分類される。がん治療において近年、免疫療法薬の市場が拡大していることから、KGBioはこの事業に注力したい考え。