中部ジャワ州ラマ・スマラン市で7日、豪雨による大洪水が発生した。
公共事業・国民住宅省(PUPR)によると、同市では洪水対策として排水路には排水ポンプが3カ所設置され、スマラン川へ排水されるよう整備が完了していたが、今回の洪水は降雨量が特定の指数を越える極端な気象現象が原因で発生したとみている。スマラン市でも同様に洪水が発生し、公共輸送機関に大きな影響があった。
インドネシア鉄道会社(KAI)によると、タワン駅が浸水して水位は70センチメートルにまで達したという。鉄道が使えない地域に関しては、バスによる振替輸送が行われた。
またアフマド・ヤニ国際空港でも滑走路が浸水したため、21便が欠航となり閉鎖を余儀なくされた。