先に公表されたデジタル競争力指数(DCI)の2021年版において、「テクノロジー・フレンドリーなインドネシアの都市」ランキングで、バリ州とリアウ諸島州がトップ10に入った上、前年からそれぞれ3位順位を上げた。
DCIはベンチャーキャピタル「イーストベンチャー」とKatadata Insight Centerによるもの。
インドネシアではジャワ島が経済やテクノロジーの中心とみられてきた。一方、今回のDCIにより、観光客の多いバリ島とリアウ諸島がハイテク企業にとって魅力的な場所であることが示された形だ。
携帯通信ネットワークの拡張や固定回線と電気が使用できる世帯が増えたこと、さらにインターネット・データや携帯電話通信への支出の増加などを受け、ジャワ島以外の地域のDCIの順位が上がっているという。
とくに新型コロナウイルスの流行拡大により、インターネットの利用が伸びたことも、DCIのスコアに影響を与えている。