投資アプリのBibitはこのほど、6500万米ドルの資金を調達した。同社はこの資金を新製品の投入、技術開発、人材確保などに振り向ける。さらに金融リテラシー・プログラムにもこの資金を充当する意向だ。
Bibitは3日付の声明で、今回の資金はSequoia Capital India、AC Ventures、East Ventures、Prosus Ventures、Tencent、 Harvard Management Companyから調達したと説明している。
Bibitは「わが社はテクノロジーを活用し、投資経験のない人を含めて、すべての人が投資可能にすることを促す」と強調する。
インドネシアでは2020年、新型コロナウイルス対策の移動制限が実施される中、若年層の専門職を中心に株式投資をスタートする人が増えるなど、個人投資家が増加した。在宅勤務者が増えたことで、投資に関する情報を得たり、自宅で投資を開始する人が増えたという。