Gojekとトコペディアが合併して新設されたGoToグループはこのほど、米国とインドネシア2カ国での上場を計画していると明らかにした。
トコペディアのウィリアム・タヌウイジャヤ最高経営責任者(CEO)とGojekのケビン・アルウィCEOは両社の合併に際し実施した会見で、「地域とグローバル市場での事業拡大計画と、GoToを世界的に電子商取引(EC)企業に成長させることを盛り込んだ計画を説明した。
さらにウィリアムCEOは「GoToがグローバル市場に出ていくことは疑問をはさむ余地のないことだ。われわれは中国の阿里巴巴集団(アリババグループ)のように、将来の世代の記憶に残るインドネシア発のグローバル・ブランドに成長したい」と強調した。
両社はインドネシアではまず、Gojekのドライバーの車両と、トコペディアのオンライン・マーケットプレイスを統合する意向だ。両社の統合により、Gotoは現在、ドライバー200万人、商店1100万店といった経営資源を抱える。