インドネシア政府は、排気量1500cc未満の新車に対する奢侈(しゃし)税の100%免除期間を8月末まで継続する意向だ。新型コロナウイルスの流行が長引く中、税制優遇措置を継続することで自動車産業の回復を後押しする狙い。
インドネシアのアグス・グミワン・カルタサスミタ産業相は「自動車産業は製造部門を中心にわが国に多大な貢献をしており、今回の税制優遇措置を3カ月延長することで自動車産業の回復を後押しする」と説明した。
インドネシア自動車製造業者協会(GAIKINDO)のまとめによると、国内の自動車販売台数は4月に7万8908台となり、前年同月から903%増加した。